椅子は元々身分を示す道具だったのが、明治になってから実用の道具として作られるようになったものと思う。
とある書店に置いてあった無印良品のスツールだけど、
簡素で面白みのあるプロダクトだったので張り替えてみました。
座面に黄色いパイピングを這わせると椅子に境目が現れる気がします。
椅子は空間を分つものじゃないかという思いがあるからです。
生地はウィリアムモリスのものです。
聖徳太子の時代からモリスや明治を通り過ぎ、2000年代の無印まで。
思いを馳せるということが、先祖の供養になればいいなと思います。
ISUKA 加藤